【東大発AIベンチャー】物流倉庫内における、棚卸し・検品の自動化システムを提供開始

最先端のAI・ロボティクスの技術を活用したソリューション提供を行うTRUST SMITH株式会社(本社:東京都文京区、代表: 大澤 琢真)は、物流倉庫内における 棚卸し・検品作業を自動化するシステムを提供開始した。本技術により、物流現場における人手不足の解消・人為的ミスの防止・作業効率の向上を目指す。

  • 開発の背景

近年、物流現場における労働力不足の問題は年々深刻化している。
物流倉庫内の棚卸し作業や検品作業は未だに人手に頼っている現場が多く、人為的なミスや作業者の負担は軽減されない一方である。

そこで、TRUST SMITHは、棚卸し・検品作業の自動化システムを開発した。
本技術により、物流現場における人手不足の解消・人為的ミスの削減・作業効率の向上を目指す。

  • 本システムについて

本システムは、パレット単位・ダンボール単位でRFIDを付与することにより短時間での棚卸しや検品作業を可能とする。(※RFID=電波を用いて電子タグのデータを非接触で読み書きするシステム。電波の届く範囲であれば、タグの一括読みが可能。)

RFIDは、電波の周波数帯や通信範囲ごとに種類分けがされている。
本システムでは、複数あるRFIDの中から倉庫内で取り扱う品物に応じて適切なRFIDを選択可能である。

また、TRUST SMITHでは無人フォークリフトや自動搬送ロボットなどのマテハン機器を多数取り扱っていることもあり、本システムは他のマテハン機器との相乗効果も期待できる。

  • 今後の展望

TRUST SMITHではこれまで、自動搬送ロボットやラベル読み取りシステムなど、物流倉庫における完全自動化への支援を行ってきた。

今回開発に着手した「棚卸し・検品の自動化システム」は、物流倉庫における労働力不足の解消・人為的ミスの防止・作業効率の向上に繋がるだけでなく、社会全体で起きている諸問題に対して一石を投じることができると考えている。本技術は、物流現場において、今後ますます必要不可欠なものとなるだろう。

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