【東大発AIベンチャー】配送を最適化するアルゴリズムを開発

最先端のAI・ロボティクスの技術を活用したソリューション提供を行うTRUST SMITH株式会社(本社:東京都文京区、代表: 大澤 琢真)は、配送業務の最適な自動割り当てシステムの開発をした。本技術は、配送現場における人手不足の解消、配送業務の効率化、配送者の負担軽減に貢献する。

  • 開発の背景

近年、物流現場では人手不足が深刻な問題となっている。また、新型コロナウイルス感染症拡大やテレワークの普及により、飲食店のデリバリー需要が急速に増えるなど物流の需要は増すばかりである。

そこでTRUST SMITHは配送最適化アルゴリズムを開発した。本技術により、配送における人手不足の解消・配送効率の向上を目指す。

  • 配送最適化アルゴリズム 概要

TRUST SMITHは今回、配送最適化アルゴリズムを開発した。

配送最適化アルゴリズムは、複数のトラック・発着点(製造/物流拠点・実店舗)に対して効率的な配送計画を立てるものである。本アルゴリズムによりまだまだ無駄の多い物流現場をより効率的なものとして、人口減少の中でも人間が本来集中するべき作業に集中させることが可能となる。

  • 配送最適化アルゴリズム 特徴

①複数のトラック・発着点に対して最適化を行うことが可能
飲食チェーン店などでは多数の製造/物流拠点・実店舗を抱える企業が多い。そうした企業においては、特定の拠点から実店舗への配送ではなく、複数候補から最適な配送拠点・ルートを選択することが人件費削減に繋がる。
加えて、他の店舗で不足した商品を賄うことができるといったメリットもある。

②ニーズに合わせた最適なアルゴリズムを構築することが可能
単に「配送最適化アルゴリズム」と言っても、各社ごとに抱えている課題は異なるためオーダーメイドでの対応が必要である。具体的には『効率』を示す指標としては移動距離・配送時刻・配送量・配送料金など様々なものが考えられるが、それに対して各社が求める条件に合わせて優先順位付けをする必要がある。

TRUST SMITHは強みであるオーダーメイドの開発力を活かして、顧客ごとのニーズに対して最適なアルゴリズムを構築する。そして何よりその『ニーズ』を把握することが肝要であるが、TRUST SMITHは顧客ごとにコンサルティングを担当するメンバーが専属でつくため、ニーズの吸い上げ体制も整っている。

  • 配送最適化アルゴリズム 具体例

順番割り振り順番割り振り

割り振り最適化割り振り最適化*記号は四角(塗りつぶし):発送元、四角(空欄):配送先、丸:トラック・バイク

上から順に
・距離が近い順に配送する場合
・TRUST SMITHアルゴリズムで「商品のお届け時間が最小となる」最適化を行った場合

の2つの場合における配送の様子であり、TRUST SMITHアルゴリズムで最適化を行った場合、距離が近い順に配送する場合と比べてタスクの完了時間が50%改善された。ここからも分かるように、TRUST SMITHの最適化アルゴリズムを用いることによって「より多くの注文を」「より少人数で」配送することが可能になる。

  • 今後の展望

TRUST SMITHは今後、配送最適化アルゴリズムを顧客ごとにオーダーメイドに導入していくことにより、より効率的な配送網の構築を進め、物流現場における深刻な人手不足の解決を目標としている。

また、本アルゴリズムだけでなく現在開発済みのスマート工場・スマート倉庫のソリューションとの掛け合わせにより製造・物流の工場・倉庫内外の効率化を可能にする。

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